おやっとさまです。つくしです。
やぎのつくしは、今日も元気です。元気すぎて我が家の敷地から脱走して道路に出たり、家庭菜園の野菜を食べたりしちゃいます。
そこで、ヤギの赤ちゃんも生まれることだし、自由に走り回れる「ヤギの楽園」やぎランドを作ることにしました。
作るにあたって、素材は何にするか。お金をかけずに作りたい。ここは、よいどんの腕の見せ所。
ネットで「やぎ フェンス」で検索すると、立派にものが出てきましたが、我が家に自生している唐竹を使って作ってみました。
【やぎフェンス】竹で作る 牧柵作り
長い竹を切り出してきて、支柱も竹で作ります。
竹だけでは、固定できないので、杉の端材を使ってビス留め。
そして、上下は針金を使ったりしました。
結構立派な牧柵が出来ました。
が、強度が足りない。そして、耐久性に問題が。
竹の生垣も作ったことがありますが、竹を刈り取る時期にもよりますが、1年で色あせてきます。そして、雨で劣化します。職人が作ると最高の状態で維持できるのかもしれませんが、それでも10年。
ましては、元気なやぎが突進してきたら、ぐらつきどんどん弱って崩壊する可能性がある。
だから、残念ですが竹でフェンス(牧柵)を作るのは諦めました。
結構おしゃれにできたつもりですが。。。
【DIYフェンス】やぎの楽園、パレットで作るウッドフェンス(牧柵)
やはり、やぎの力強さにも耐える、10年20年使える耐久性のあるフェンスを作らなければならない。と、考えたのが、ウッドフェンス。
普通に木でできた牧柵は、丈夫でかっこいい。
こんな感じで牧場などで使われているウッドフェンス。
今回は、コスト削減。タダでゲットできるパレットを使って牧柵を作ります。
【フェンス手作り】羊、ヤギ、馬にも最適、パレットで作る牧柵の作り方
ヤギフェンスの作り方は、簡単です。パレットの一番下を外して、地面に挿す。それだけです。
パレット同士は、コースレッド(ビス)で留めるだけで柵は出来上がります。
しかし、結構体力・労力が必要です。では、その解説をしていきます。
【フェンス牧柵】材料を集める
今回作った牧柵は、約12ⅿ×14ⅿ四方のエリアです。大きさに合わせて、パレットをもらってくる必要があります。
●パレット(必要分)・・・250㎝×135㎝ 、200㎝×100㎝ 24枚程度
●コンクリートブロック・・・幅15㎝×12個、幅12㎝×24個
●セメント : 砂 : 砂利 = 1:3:3
●木材防腐剤
材料はその都度足していってください。砂利は我が家にあるものを使いました。セメントも結局3袋くらい使いました。
ブロックは、パレット同士が隣り合うところには15㎝、パレット中央の柱には12㎝を使います。
考えるのが面倒なら、すべて15㎝サイズでもOKです。
今回、近所の工芸社さんにお願いして、大型のパレットをゲットできました。感謝感謝です。
大型のパレットが入手できない場合は、1m四方のパレットはホームセンターに相談してもらってきましょう。
パレットを分解し、柱を作る
今回使用したパレットは、大型。250㎝×135㎝なので、一番端の板を外すと すでに柱足が出来てしまうのです。
パレットに2本の角材を写真のように、柱両脇に差し込みます。
そして、私の足で踏み込むと重さで
バキンと釘が抜けます。
すべての柱を外すと、こんな感じ。端と真ん中の柱だけ残し、2本の足はカットします。
外した板は、ちゃんと釘を抜いておきます。釘が刺さったままだと危ないのと、板を外す過程で壊れたりした場合、必要になります。
そして、土に埋まる足部分には、しっかり防腐剤を塗布します。
本当は、このクレオトップにしたかったのですが、近所のホームセンターには売ってなく、タフソートという防腐剤を使用しました。
タフソートは黒褐色です。意外といい色でした。
こんなイメージです。
フェンス基礎を埋め込む
フェンスの柱を埋め込むために、一度パレットを仮置きします。そして、フェンス柱になるところをブロックが埋まるくらい(約25㎝)掘り下げ、砂利を敷き詰めます。
砂利を入れたら、しっかりと突き固めてください。
上写真は、パレット中央の柱です。12㎝幅のブロックを使用します。
ブロックが、1列きれいに並ぶように 水糸(紐でも可)などを使って直線を引っ張っておくといいです。
セメントを練る
セメント:砂:砂利=1:3:3の割合で混ぜます。
今回、コンクリートミキサーをお借りしました。
楽です。すごく楽です。そして、きれいなコンクリートが出来ます。
手で混ぜると腰が痛くて痛くて。
フェンス基礎にセメントで固定する、ビスでパレット同士をつなぎ合わせる
パレット同士隣り合わせの箇所は15㎝幅の同じブロックに差し込み、穴にセメントを押し流し固定します。この時、垂直になるように突き固めます。
ブロックの周りにもセメントを入れます。
パレット隣同士は、コースレッドで留めていきます。
道路に面した部分は、石垣がセメントで固めてあり、掘ることが出来なかったので、足を埋め込まず、ブロックに乗せるだけにしました。
ここは200㎝×100㎝のパレットを使用しています。
直角なる部分はブロック穴を2個使用します。パレットとパレットの間に隙間が出来るので、使わなかった角材を入れます。
掘り起こした土を柱周りのブロックに埋め戻したら、完成です。
丁番を使って 扉を作る
パレットをそのまま使って扉にすると、厚さが10㎝くらいあるので、開閉しにくいです。
そこで、薄型の扉をパレット風に作りました。
丁番は下穴を錐で開けてから、コースレッドで留めます。
丁番をつけて、開閉できるようにしています。丁番の取り付け方、間違っています(笑)
丁番が表から見えないように、扉を開けた状態で つけた方が良いと思います。
後日 付けなおしました。
両開きにしました。大きなものを搬入するときは、両方開きますが、やぎ・人間が通行するときは、片側左だけです。
牧場みたいな立派な丸抜き閂(かんぬき)を取り付けました。
取り付けるのに非常に苦労しました。
金具が4つあります。取り付ける位置をよーく見てくださいね。
勝手にやると大変なことになりますよ。
受け側(動かさない方)に3つ。扉側に1つです。
金具を取り付けるところには、木片を入れて、しっかり留まるように工夫しました。
通常開けない、子扉は固定します。
お余った角材を足の部分に付け、斜めに穴を開けます。
そして、ペグで固定すると動かなくなります。
【牧柵DIY】やぎの楽園、パレットフェンス完成!