6月5日から生草は自分で歩いて少し食べることはあったけど牧草をほとんど食べなくなってしまったつくし。
ボーっと一点を見つめることが増えました。
ウンチの状態も良くて熱もない、牧草は食べないけど、生草は少しは食べるという状態だったので、様子を見ていました。
6月8日、やっぱり様子がおかしい
6月8日の夕方、やっぱり様子がおかしいということで、以前、マイルが入院した動物病院に連絡したけど今日は予約がいっぱいなので診れないと言われてしまいました。
インターネットでいろいろと調べて家畜を診てもらえるところに電話で問い合わせてみました。
往診専門の獣医師さんで、我が家までは遠方すぎて管轄外?でしたが、丁寧に対応していただき、「明日になっても調子が悪いときはご連絡ください。連れてきていただけたら診察します」と言っていただけてホッとしました。
6月9日、歩行困難に
しかし6月9日の午前3時頃、以前、設置したカメラでヤギの様子を見たら、
つくしがフラフラの状態で倒れてしまいました。

脱水症状だろうか・・・
家にあったアクエリアスを薄めてシリンジで飲ませてみたり、体を擦ってあげたりして夜が明けるまで付きっきりで様子をみました。
朝7時頃には、もう自力で立ち上がることが出来ず、目もうつろな状態。
鹿児島大学共同獣医学部附属動物病院に連絡をしたけれど、ヤギを診察できる獣医師さんが今日はお昼からしか診察できないということだったので、前日に電話で対応してもらった往診専門の獣医師さんに再度、連絡を取り、急遽、つくしを車に乗せ、1時間ほどかけて行き診てもらいました。
診察、採血、そして点滴をしてもらったのですが、ここでは入院などもできなかったため、
再度、鹿児島大学共同獣医学部附属動物病院に連絡を取り、点滴をしたまま、鹿児島大学共同獣医学部附属動物病院に連れて行きました。
点滴のおかげもあり、少し目に力がでてきたように見えました。
鹿児島大学共同獣医学部附属動物病院に入院
鹿児島大学共同獣医学部附属動物病院に到着。すぐ診察をしてもらった結果、「熱中症」という診断、そしてそのまま入院になりました。
ここ数日、近くの広場で放牧をしていました。ほかのヤギたちは大丈夫でしたが、つくしには暑かったのかもしれません。
先生の話によると、ちょっと調子の悪いヤギだけが、さらに状況悪くなることもあるとのこと。
入院して、血液検査をしましたが、結果は少しマグネシウムが少ないというぐらい。
特に大きな問題があるわけではなかったです。
この日から、約3週間、点滴をしてもらったり。検査をしても特にこれだという原因があるわけではなかったので、獣医師さんもいろいろと考えて試してくれたりと、本当に手厚い看病をしてくださいました。
7月9日、1カ月ぶりにつくしに会う
この日は、ポンちゃんの健診を受けるため鹿児島大学共同獣医学部附属動物病院を訪れました。

その時に、ポンちゃんと一緒につくしのお見舞いに行きました😀
熱中症のため、うまく脳に血液がまわらなくて左側だけ麻痺が残っている状態のつくし。
自力で起き上がることはできません。
左側を向くのが辛そうでしたが、一生懸命、顔を近づけてポンちゃんに挨拶をしていました。
やっぱり覚えているんですね、感動でした( ;∀;)
「私の家はここじゃなかった。帰る場所が私にはあるんだ!」と思ったのか、
ここからの回復がすごかった。
この日を境に、エサも少しずつ食べるようになり、そして少しずつ歩けるようになってきました。
7月14日、退院
左目のまわりなど、転倒してできた傷があり、痛々しい状態ですが、無事におうちに帰ってこれました。
もうダメなんじゃないか・・・と弱気になったときもありましたが、こうやって無事に我が家に帰ってきて本当にうれしかったです。
自力で立つことができないので、立ち上がる際、少し介助が必要ですが、きっとおうちで過ごした方がつくしにとっては嬉しいと思います。
数日間は、家の中、エアコンのきいたところで過ごす予定でしたが・・・
7月16日、みんなに再会
ちょっとだけ顔を見せて、短時間だけお散歩をするつもりで、ヤギ小屋に来たのですが、
びっくりするぐらいスタスタと力強く歩き、他のヤギたちのところへ行くつくしの姿をみて、
「私がヤギ小屋に様子を見に行く回数が増えるけど、つくしはヤギ小屋で生活する方が絶対に良い」と思ったので、この日の朝から、ヤギ小屋での生活、元の生活に戻りました♪
つくしの娘、なっちゃんも久しぶりに会うお母さんに嬉しそうでしたが、
転倒ばかりするので、ちょっと心配そうな顔もしていましたよ(;’∀’)
でも、つくしの生き生きとした表情を久しぶり見れて私たち家族も嬉しくなりました☆
7月29日 小走りができるようになりました
退院して2週間。どんどん回復していきました。立ち上がるときに、介助が必要だったつくしですが、今では自分で立ち上がれるときもあります。
獣医師さんも「どこまで回復するかわからない。麻痺もどれだけ残るかわからない」とおっしゃっていましたが、「もう麻痺はないのでは?」と思ってしまうぐらい、スタスタと歩くようになりました。
小走りもできるし、後ろ足で体をかくこともできるようになりました。
すごいぞ、つくし!!!
動画【介護ヤギのつくし】退院後の様子
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